

瑠璃と群青
國 街を泳げば個性の無い落書き 猿真似に無知は今日も称える 恥で済ませる上塗りなら まだ何も乾いてないぜ なにもしない美談がこの先 なにも出来ない現実へと摩り替るだろう お前を動かす陳列された売り物はみんなゴミさ 守るべきものがありまして 首を垂れてみる 愛の無い話を聞かされていた 法律は加害者の為にあるんだろう あの娘は今も薬漬けだけど 母親になればきっと大丈夫さ 再開発の町の匂いに紛れて 写真は笑うよ暗い影を落として 要らないものを捨てていけば この手に残るものは何 申し訳ない事がありまして命を懸けてみる ロストピープル ロストワールド こんな國の為にお前が腐るならこの國を殺そう ロストピープル ロストワールド こんな國の為に死んでいくお前の何処に意味を置こう 俺が執着し過ぎてた集団が今うねりをあげる 妻子を散々殴ってから酒を呑みに来る男は 脚がびっこで酔っぱらうと決まってエノラゲイさ 敗北と凱旋の最中 粉々になった ガラガラの町を選挙カーが走る 俺は畜生畜生と何度も呟きながら 張り付いた笑顔で記念写真さ 答えがないというなら間違いもないのかい 解決は奇跡で犠牲は必然で 何処へも行けやしないのに遠くを見ていた ロストピープル ロストワールド こんな國の為とはがゆむお前を何処に連れて行こう ロストピープル ロストワールド こんな國の為と蔑むお前に何を見せてやろう 俺が執着し過ぎてた集団が今うねりをあげる 國殺しの風が吹いて混ざりあえ愛国者も 侵略者も混ざりあえ解放と消失を 繰り返しながら 畜生エノラゲイ 繰り返しながら 畜生選挙カー ロストピープル ロストワールド こんな國の為にお前が腐るならこの國を殺そう ロストピープル ロストワールド こんな國の為にお前が腐るならこの國を殺そう 俺が執着し過ぎてた集団が今うねりをあげる
綺麗 傀儡社会のくそ平和 岩を砕いて祈りを捧げよ 学問は俺とお前に何をもたらしたんだろう 枯れた領土をめぐり土着民は農具を武器に 困惑から暴動へとドミノが倒れていった ポストココムに身を屈めて 脳天から垂直にバカ権力を突き上げて 浮かれたゴミども ノイズの雨 今生限りの 醜いお前は芸術と寄り道の区別がつかず 法律に愛を壊され遺影を抱いて立ってます 何もない旅人のように 団体は膝まつく犬なんだね それだからお前は躊躇って綺麗と言った お前が隠すものすべてに陰りがあるのなら 俺はその中で綺麗を探すよ 何も壊さない 何も創れない 風も吹かない 陽も当たらない それなのに問わない それなのに正さない お前が傍にいるのに 絶海のフロントライン 生き恥のルネッサンスワード 捨てられた濡れ犬が鳴いて 鳴いて 嫉みのエンターティナー 杞憂のアンチゼネラリスト 浮ついた部分だけ照らして 照らし パンゲア大陸ムカデと化して2億年 世界秩序非現実の一極支配 トモヨシ壁にぶちあありマルクス顔を出す 時代を超えて存在するもの不帰の客となれ 出鱈目な遠心力で激しく対立 ホワイト アングロサクソン プロテスタント 保守的な支配階級は老耄の坂を降りろ 団体は残酷な犬なんだね それだからお前は手を繋いで殴り合う お前の言葉にまだ明日があるのなら 俺は何度でも綺麗を暴くよ メンツに拘って 多数に並んで 主張を貫いて 謝罪を求めて 何が残るだろう 何に成れるだろう お前を忘れているのに 絶海のフロントライン 生き恥のルネッサンスワード 生まれ変わるチャンスも奪って 奪って 嫉みのエンターティナー 杞憂のアンチゼネラリスト 変わり果てた姿でも探して 探して 軍服から零れ落ちる大義名分を背負いながら 弁明と覚悟がもがいている 今頃になってファッションファッショと嘆いていても 夜が明けたら武器を持って 団体は膝まつく犬なんだね それだからお前は躊躇って綺麗と言った お前が隠すものすべてに陰りがあるのなら 俺はその中で綺麗を探すよ 綺麗だ
操る人 36万平方キロメートルに何の有難味も無く 二度と取り戻せない結末を捩じ切る 日照権も地役権も立看板を振り回せ その頭上に旅客機が堕ちる 俺達は爆弾で爛れて死ぬのか 去来する隕石に慄き死ぬのか それはもう決まっている事なのだろうか 決してまだ間に合う事なのだろうか 時代を操る人よ 今度は何を殺すの 遅咲きのまま敬愛の為 朽ちる 歴史を操る人よ あの子を悲しませないで そのよく回るお前の首は 今 何を見てるの 弱点なんて本当に知りたかったのか 今では分からないけど 人権派には吐気がしたのさ 性悪説も性善説もあまりピンとこないけど 活動家は立派だと思ってた 不公平で怒り狂う心の狭さや 正義を振り翳すふてぶてしさや それはもう決まっている事なのだろうか 決してまだ間に合う事なのだろうか 時代を操る人よ 今度は何を殺すの 遅咲きのまま敬愛の為 朽ちる 歴史を操る人よ あの子を悲しませないで そのよく回るお前の首は 今 何を見てるの 背徳の駝鳥は劣化して闘いの奴隷に戸惑うよ 二次元の分際で腸は独り占め返す言葉も見つからない それからの暫くは蔦の無いオレンジ色の壁に凭れてる 炎天の土人道を抜けて 紺青の海を往く 時代を操る人よ 今度は何を殺すの 遅咲きのまま敬愛の為 朽ちる 歴史を操る人よ あの子を悲しませないで そのよく回るお前の首は 今 何を見てるの
サイレントデイズ 地獄を鷲掴みにしてお前に投げつける 一人きり始めを壊す消殺する用意が欲しい 俺が此処にいてお前だけを守ることに命削っても ロケットは放物線を描いて木っ端微塵だからね お前は優しさで周りを駄目にする魂胆かい これからも何気ない日々に溢れんばかりの愛を 欺瞞と臆病は大して違いは無い 観念に殺された奴等を見て来たので 凍てつき枯れた大地で川田と俺は ナッチョコ・ジャムンチョを分け合って食べてた サイレントデイズ お前が追いかけてるものは流行では無く安心なんだね ボランティア活動は自分探しの旅だとばれてもいい 昔から慰めてる奴が一番病んでるんだろ 諭してる奴が不安定で悩んでる奴が無神経なんだね 否応なく付けられた戒名はその制度と等しく 釈然としないまま悠然と前進する 父さん自衛隊に入りますと冷めた息子がいきり立っても 心配は要らない自民党は腰抜けカーニバル 凍てつき枯れた大地で川田と俺は ナッチョコ・ジャムンチョを分け合って食べてた サイレントデイズ 俺は無様に彷徨する 此処まで来いと催促する声が聞こえる 核実験反対の署名デモに参加ご苦労様です 世界人類が幸せに暮らせますように きかせてくれないか おまえのうたを おまえがつくった おまえのうたを たとえ あのひととは ちがうかんがえかたでも おまえなら わかってくれるさ お前の宗教はそんなに恥ずかしい団体かい 公明党に価値があると本気で思ってるのかい あなたは愛する人の後ろに何が見えますか 親ですか 宗教ですか 金ですか 差別ですか サイレントデイズ 俺はただ 愛が欲しい 愛が欲しいと歌ってる 俺はただ 愛が欲しい 愛が欲しいと歌ってる
家畜人パーティ 悲しみの向こう側から お前の耳元にずっと 騒いだ後の見せかけの 笑い声が木霊して勇気を失くす 談判は途方に暮れている 縦しんば飽くなき日々に立ち あざけない森の中には 我一身隙あらば地に埋もれし 祭日になれば平謝りの玄関に 二尺三寸の日の丸がゆらり 愛しているのか愛されたいのか 玄関先でいつもゆらゆら 家畜人パーティ だっこちゃん人形かなぐり捨てて 行列の先にはトイレットペーパー 集団就職 日米安保 希望と汗だくの女から生まれ堕ちた お前は革命を分離する いきり立つ外道を尻目に 骨がひつくまで鐘を鳴らせ グレンはエンドで天才崩れの ハラキリスーサイド 選挙が近付けば宗教の阿呆が 玄関先でニヤニヤしやがる 誰も救えない何も疑わない 玄関先でいつもニヤニヤ 家畜人パーティ 俺の腕にしがみつく繰り返しを 今夜低く高く屑に成れ 饒舌は不死身へのチケット 剥き出しの空想を励みにする 徒労の町を歩いていた 吹きすさぶ雨 愛を感じて パレードの男は萎えて 道連れのお前は脚を痛めた 家畜人パーティ 俺は俺で俺を殺して 家畜人パーティ 俺は俺で俺を殺して
作詞 サカイユウジ 作曲 青天上
モザイク 抜け殻の町 三角屋根の黄土色した霊柩車が的確に鳩を轢き殺す テレビの中じゃ冤罪騒ぎ被ったような汗を掻いた心理過程が否定を否定する 俺はウィルスに転げ回ってアンテナだらけ突き刺さりそう誤って有害を選ぶ 蛇の目の道で珍竹林が木偶の坊だらを誑かしてイヒヒイヒヒと喉を鳴らす 破壊したお前の破片を拾い集めてこの町に一つずつ並べよう 破壊したモラルの破片を拾い集めてこの町に敷き詰めてみよう 濡れた壁から社会悪が鬼の様に雪崩込んで小さく前に倣え程度の自由を得る 見てくれだけの表面と見られたくない内面を縦真っ二つに千切る 優しくあれと願うことがすでに優しくないのだからナチュラリストは不自然の英雄さ ここはモザイク愛国心の都合のよさが曝け出す場所人柱の上で泣きながらダンス 紺碧と琥珀のシンボルカラースタイル 実質は形式と強制 石楠花と柘榴のシンボルカラースタイル 利己主義な権力と平等 二本足の至らなさで食物連鎖に抗う でも確かに此処では楽園は別の意味だろ 食べる為に飼ってきた鶏も今日はまだ友達さ ただ背中に羽根が付いているだけなのに 平均的正義は核心の的を外して 普遍的支配原理はその腕を切り落とせばいい 体系的整備完結は何も根付きはしない その非常に繊細な落下が見えるかい 大切なものだけがこの手から擦り抜けた花が腐り朽ちるように モザイクの町は何もなかったかのように取り取りの色を醸す モザイクの町は何もなかったかのように様々な人を許す
こども 衝動と引き換えに保ち 人を殺めるの 混迷する理想の中で ユダは何を見るの 死骸の山を掻き分けて 手を繋ぎに来てね 犬死以下と知りながら 手を繋ぎに来てね 理解なんて超える日を 今でも信じてるから 無駄なモノ必要なモノ 分からない振りをしてて 負けて帰る夕焼けが どうしようもなく意固地 抵抗より熱情で抉れ きちがいのこども どんな風に生きてゆけば 誰も傷つかな いの 奪う時も葬る時も 綺麗な花を添えてね ハメルンの笛男に ついてくるなと言われ 殺しのリスト一つ増えた きちがいのこども
クーリー アブラナが腐り咲いた こんな日は さっき食べた資本主義がもようして 喀血のクーリー軍隊志願のお前は 矩形の車輪 一人生産屋台方式 怯んで デカルト的直感のパックスアメリカーナ 尚早のクーリー灼熱の城塞で 一人かじかむ 京都千年の歴史より 列車に轢かれたお前が気がかり 高齢化少子化問題より マイケルジャクソンの方が気がかり 呵責を捨てて訴訟を起こして 拙さだけが尖ってる 見極めるものは捨てられたものよ 凋落と錯綜の夜明け 宗教の母 ホームレスの父 引き籠りの息子 売春の娘 明るい未来 明るい未来 住みよい社会 住みよい社会 裁けクーリー 時代が変わればお前の価値なんて 瞬く間にひっくり変えるぜ それは国の成れの果て 多分全てが死ぬ様な モダンでジャンクでリベラルなニーチェ 解決は弁解の懐かしい味がして 頑張れ頑張れテレビがほたえる こんな気持ちは今までなかった 心に投石の兆し 京都千年の歴史より 列車に轢かれたお前が気がかり 高齢化少子化問題より マイケルジャクソンの方が気がかり あらわな女と反戦映画を 生臭い息が許してる 裏切った数だけ愛に跪け 堕胎と割礼の砦 宗教の母 ホームレスの父 引き籠りの息子 売春の娘 明るい未来 明るい未来 住みよい社会 住みよい社会 裁けクーリー 死んでいく阿呆と死にきれぬ阿呆が 練炭の朝を迎えていた 選ばれた者とはじかれた者が ゴミ箱の中でもがいているぜ ぶち壊そうぜクーリー ぶち壊そうぜクーリー アブラナが咲いてる ぶち壊そうぜクーリー ぶち壊そうぜクーリー アブラナが腐り咲いてるぜ 明るい未来 明るい未来 住みよい社会 住みよい社会 裁けクーリー
邪淫戒ヴァーナ 為政者は除幕式で土下座に遭い 野心の落成が利口を純化する 華は華ごと 華は華ごと 首を浚えばいいのだろう 妾の繋ぎ止めは不出来な鬼子 焼けた石を池に錦鯉をゆがく これでも生きよるか これでも生きよるか 虐待の火照る身体を丸くして 語り継がれた仇の圧力が 何にも成れない事を見通してる しかしそれはまるでまるでまるで 自殺志願者の食欲のよう 朝は女仕事の土間に湯気が立てば 神隠しの濁り川から潰れ声 これ食らわんか これ食らわんか 舟の上から黄色い飯を売り渡る 後添い方便で巻き添えの一族 拷問帰りに猫柳を毟る 浅知恵でも 浅知恵でも 未来へ向かえと性が哭くのだ 申し合わせた嘘の配分が 波紋した辻褄のぎなたを読む しかしそれはまるでまるでまるで たった二人の革命のよう 邪淫戒ヴァーナ 瑠璃と群青の雪が世界を染めていく 邪淫戒ヴァーナ 瑠璃と群青の炎が世界を焼き尽くす 昨夜 奇形の鯨が小浜で打ち上げられ 祠の御鏡様が真二つ割れる 鬼子のせいじゃ 鬼子のせいじゃ 山狩りで凡人共の松明が勇む 女子供相手に狂気が破裂する 掴まれた親子 吊るされた親子 めくらの婆姫 白目を見開いて 松の木もろとも焼き殺してしまえ ああ全滅を感じていたい ああ滅亡の回廊へ 害毒がどうかしたのか ヴァーナ 為政者の娘はよくあるつまらない美人で 村にふらりと居着いた旅人に恋をする 紫陽花のように 紫陽花のように 色の変わる女は外れくじを引く 開けた娘の指先がなぞる 旅人の背中に大きな火傷の痕を 瑠璃と群青の 瑠璃と群青の 羅刹を娘に分かる筈も無く 孕ませて妾を捨てた為政者が 鏡を割るのを鬼子は見てた 燃えてる母が助けてくれた あの声が耳から離れない 邪淫戒ヴァーナ 瑠璃と群青の雪が世界を染めていく 邪淫戒ヴァーナ 瑠璃と群青の炎が世界を焼き尽くす 朝焼けの鬼子に殺意がつるむ 葉桜の日本刀が闇を斬る 懇願の家族 のたうつ家族 村人の返り血で指が滑る 加害者も傍観者も叩き斬る 残虐の寝床 惨劇の村 為政者は除幕式で土下座に遭い 野心の落成が利口を純化する 華は華ごと 華は華ごと 首を浚えばいいのだろう
祈り もがいていますか あの時のように 砂を噛んで吐き出してますか 同じことを繰り返しながら あれからずっと そこにいますか 若き母 子もまた幼く 虫けらをこの指で 悪しき母 子もまた悪しく 弱き人をこの脚で そこにいたのは確かに俺だった 品位と礼儀のダイブ 卑劣と奪回のラダー 多分あの時 零れ落ちた言葉のせいだろう 栄光と称賛のダイブ 正統と君臨のラダー 咲き誇る花 俺だけが邪魔だった 捨てられていくものに背中を押されたけど どんな言葉が見つかりましたか お前が生きてこれた その為の犠牲は 何を殺しましたか 誰が被りましたか 若き父 子もまた幼く 違う人を引き摺って 悪しき父 子もまた悪しく 惑う人を突き落として そこにいたのは紛れも無い お前さ 品位と礼儀のダイブ 卑劣と奪回のラダー 多分あの 時零れ落ちた言葉の精だろう 栄光と称賛のダイブ 正統と君臨のラダー 咲き誇る花 俺だけが邪魔だった 目の前で見える事だけでは本当の事なんて分る筈も無く 絶望だとか地獄だとか簡単に言ってしまえる自由なお前は 潜在能力水準以下の再生と権利の残骸みたいに その矛盾を一身に抱え込んだまま その場限りの声を出す この国の親分は貧弱で言い訳ばかり言って 光なんて何処にも無くても 親分 命削りなさい 見える筈のない所まで見えるような気がしていたお前の 天皇主義に救済された論理のもう一つの側面が顕わになっていく 理想郷はナショナリズムの延長にあって 頭数揃えれば解決する訳ではなく 不当な行いを正当化する為の口実だと自ら暴露したに過ぎない 覚醒剤的宗教と精神の浄化または鍛錬の宗教は 相対する存在では無く複雑に混ざりあった 一つのものだったから そこから見えるものが たとえ 価値無き時代を示す不可能な現実であっても 今を感じる命の高ぶりを魂の在処を突き刺していけ